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仙台の連続降雨日数が歴代最長記録!でもそんなに雨続きだった?実感と合わない「記録」

最近仙台の連続降雨観測日数が…という話題がよくニュースで出ていますね(^。^)

7月22日からの連続記録は本日で最長の35日に並び、天気予報的には明日も雨を観測して1934年の記録を更新して歴代最長記録となりそうです。

確かに8月前半は雨続きだったけど、そんなに長かったっけ?f^_^;という印象。

そもそも梅雨明け宣言は8月2日だったはずで、晴れてないと梅雨明け宣言しないのでは?

7月末あたりは、さっぱり雨降らないまま梅雨明けするのかなーという気分だったような……。
と思って調べてみました(^。^)

まず降水量を気象庁アメダスから調べてみますと……
仙台7-8月アメダス
気象庁HP過去の気象データ検索、仙台のアメダスのデータをkpapaが加工)

やっぱり降水量が0.0mmの日がわりとありましたf^_^;
1日を通して0.1mmも降ってないのに、それは雨なの?と思います。

ではどうなったら「雨が降った」と記録するのでしょうか?

それは、こちらの「感雨器」が雨を感知したらなのです
感雨器
(出典:福岡管区気象台HP「感雨器のしくみ」より)
この感雨器に水が1滴でも落ちれば、雨を観測となるそうです。

新記録!ってなるとなんかすごいことが起きてるような気がして、世間話のネタにはまぁいいかもしれませんがf^_^;

真面目な研究などで数字を利用する際には、「意外と実態・実感と合わない数字・記録が存在する」ということにも気を付けなければならないなぁと改めて感じました(^。^)

 

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