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ウソ!仙台市が台原森林公園を大規模開発することを表明!?

 

 

 

仙台市が台原森林公園を大規模開発。市長「新しい『杜の都』を提案」

※この記事はエイプリルフールのネタです。


 仙台市が2121年4月1日の定例市長会見にて、2021年に発表された仙台市基本計画「挑戦を続ける、新たな杜の都へ~“The Greenest City”SENDAI~」の象徴的プロジェクトとして、台原森林公園を大規模開発することを表明した。

 台原森林公園は仙台市の中心部にありながら豊富な森林環境を残しており、市長は「ポテンシャルが高い」として開発に意欲を見せた。

 

 

 「新しい杜の都」を提案する

 仙台市を呼称する際には「杜(もり)の都・仙台」という呼び名が官民問わず幅広く定着しているが、長く住んでいる市民からは「杜とはいったい何なのか」「他の都市とどう違うのか」といった本音も聞かれ、近年では都市ブランドとしての明確なイメージの確立には至っていないとする意見も聞かれていた。

また、仙台市は住みよい街と評価される一方で目立った観光名所もなく、様々な会議やスポーツ観戦あるいは休日のレジャーなどで仙台に集まった人をいかに地域経済の活性化に結び付けるか、市内での回遊性の向上が課題としてあげられていた。

市長は「コロナウイルス発生当初は短期的なデータから若者の行動について発言してしまったが反省している。そもそも仙台の若者はアーケードしか行くところがなかった。街として必然的に密になりやすい構造だったと分析している。市内の複数の地域に魅力的な場所を用意するということも、100万人の人口が集う行政の長として必要だった」と振り返った。

 

新たな杜の都仙台の象徴として、「森との共生」をテーマに魅力創りが始まる。

 

 

高いポテンシャルを持つ台原森林公園

  「台原森林公園は科学館や文学館、青年文化センター(音楽ホール)など文教施設も集結しており、『森林との共生』と『学び』を一体となって提供できる。地下鉄南北線旭ヶ丘駅や台原駅からもすぐの位置にありアクセスも良好だ。」と、そのポンテンシャルの高さを評価した。


 

 

 

5つのテーマで再開発

開発の概要によると、台原森林公園の広大な敷地を4つのエリアにテーマ分けして開発を行う。

「運動・体育のエリア」
「学びのエリア」
「集い・憩いのエリア」
「芸術のエリア」
「みのりの杜エリア」だ。

 

 

 

日本最大のアスレチックパーク

すでに設置されているアスレチック設備については老朽化が進んでいることから、全面的なリニューアルが行われる。

画像:既存のアスレチック設備

 宮城県の子供の体力は例年全国平均を下回っており、大型アスレチックの設置により子供たちの体力向上を図りたい考えだ。

子供たちの体力向上について市長は「他の地域よりも子供たちの体力が低いというのは、次代を担う世代ということを考慮して、しっかりと対策を取っていかなければならない。仙台市は公園遊具が各地で老朽化が進んでおり、公園に子供がいないという状態が続いていたのも影響していると考える。台原森林公園においては、日本で一番のアスレチックパークと、のびのびと運動できる多目的広場を複数整備したい。台原森林公園に限らず、市内各地の遊具に関しても大型のものにリニューアルを進め、子育て世帯の満足度を高めて行きたい」と意欲を見せた。

 

 

 

 

見に行きたいと思われる学習施設に

台原森林公園に隣接する仙台市科学館、仙台市文学館についても展示品を大幅に増強する考えだ。「他の都市からでも足を運んでもらえる魅力的な展示づくりを進める」とした。

特に仙台市科学館に関しては、次世代テクノロジーの分野の展示について強化を考えている。今後発展が期待されるプログラミング技術やドローン操縦について、次代を担う人材を育成するための学習設備も整える考えだ。

 

 

 

森林スタイルのテレワークの提案

集い・憩いのエリアでは多くの市民が森林での癒しの時間を過ごせる設備の拡充を行う。ベンチやテーブルの整備はもちろんのこと、カフェや飲食店の設置、公園全体でのWi-Fi整備を行うことで、長時間の滞在も可能になる。

「コロナウイルスによってライフスタイルは変化した。一方でテレワークやオンラインパーティーを自宅で行うことで閉鎖的な気分になるという声も聞かれる。オンラインのつながりの場に公園を使ってもらえることを新たなスタイルとして提案したい」とした。

イメージ画像:pixabay

 

 

若い芸術家を支援

台原森林公園といえば象徴されるのが、公園に数多く設置されている彫刻作品だ。


「これまでも仙台市内には杜とともに彫刻が存在していた。この文化をもっと発展させたい。」として、彫刻作品の拡充にも意欲を見せた。

具体的には近年の仙台市民への印象の強いスポーツ選手などから
田中将大氏、
野村克也氏、
財前宣之氏、
清水秀彦氏、
羽生結弦氏
などが候補として挙げられている。いずれも「若い市民が公園に来てもらうことを意識したい」とした。

また、資金力のない若い世代が音楽活動、芸術活動をする施設を建設することについても今後検討していきたいとした。

 

 

杜とは本来果樹である

「杜ってなんのことか知っていますか?」と市長は記者に逆質問した。

答えに困る記者たちに市長は「杜とは果樹のことです。伊達政宗公が果樹を植樹することを奨励したことに由来しています」と軽快に答えた。「大地震や自然災害が頻発し、とりわけ防災が意識される仙台市にとって、改めて自給自足を促すことは意義がある」として、果樹園を整備し園内のカフェに食材を提供するほか、仙台市の一次産業活性化をしていくとした。

 

 




 

台原森林公園を『森のリゾート』に

 会見の場で市長は、「台原森林公園の面積は東京ディズニーランドとほぼ同じだ。台原森林公園を『森のリゾート』にしたい」と熱い想いを語った。

「宿泊を伴わなければ『リゾート』と呼ぶには程遠いのではないか」との記者の問いに市長は、

台原森林公園の開発は、あくまでプロジェクトの第一弾に過ぎない。将来的な構想としてすでにキャンプ場などが整備されている『水の森公園』を宿泊型森のリゾートとしたい」と第2弾の構想を早くも明かした。

そのターゲットとして、ファミリー層と小中学校の校外学習を見込む。

 

 

 

「若い世代への投資こそ、効果が高い」

「小中学校生徒向けの合宿型学習施設」「ファミリー向け宿泊施設」を建設することで仙台市だけでなく他の地域の子供達にも仙台市の森林共生の効果を発揮させる。

「子供の時に仙台を訪れることで将来にわたって仙台という街に対する良いイメージを持ってもらいたい」と市長が述べる通り、これまでも仙台市は転勤で訪れる住民も多く、すぐに転勤で街を離れてしまい、若い世代が定着しないという課題もあった。

住みたい街としての地位向上を目指すことで、長期的な視点での仙台市のブランド力の確立を図る。

 

 

グリーンニューディールで世界の最先端を行く都市仙台へ

 これまで仙台市では、待機児童の数や公園遊具の老朽化など、子育て世代への公共サービスの低さが課題として挙がっていた。これまでの流れを断ち切り、若い世代への公共投資へと舵を切る。

「グリーンニューディールは世界的な流れだ。環境を重視する21世紀において、森への投資は間違いなく主流になる。

 そして、若い世代へ向けた施設を建設することは長期的に見て費用対効果が高い。若い世代が森と親しむことこそが未来の姿だ。我々は22世紀の街のあるべき姿を確立する。少子高齢化が進む日本のモデルケースとして仙台市がリーダーシップを取っていく」と強い決意を見せた。

 

 

※この記事はエイプリルフールのネタです。仙台市の施設等に問い合わせなどしないようお願いします。

 

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kpapa

【子どもが思いっきり遊べる公園をたくさん知っています!】 仙台に住んでいる2児のパパ。休日は家族でおでかけ! 宮城・山形・福島、いろんなところに行きます!

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