コラム

新居の購入前には地盤、地震の揺れやすさについて調べる。

東日本大震災以来、日本のあちこちで地震が起きている昨今。

特に2016年4月の熊本地震では地盤の揺れやすさによって被害に大きな差があったことが話題になりました。

熊本県は阿蘇山のふもとですから、火山灰によってやわらかい地盤のところが多いそうです。

しかし熊本県に限らず、埋立地や川の周辺など、揺れやすい地盤は多数存在します。

 


そこで、自分の地域の地盤を調べることができるツールを紹介します。


揺れやすい地盤あなたの街の揺れやすさは?(朝日新聞)

こちらのツールに住所を入力するだけで、その土地がどのような地盤なのかを把握することができます。


少し、仙台市内のいくつかの場所について調べてみましたのでまとめます。数字が大きくなるにつれて揺れやすいことを意味します。

 



仙台駅:1.01 砂礫質台地:宮城県仙台市青葉区中央1丁目
長町駅:1.78 自然堤防:宮城県仙台市太白区長町五丁目
北仙台駅:1.15 谷底低地:宮城県仙台市青葉区昭和町6
泉中央駅:0.95 砂礫質台地:宮城県仙台市泉区泉中央一丁目
荒井駅:2.29 後背湿地:宮城県仙台市若林区荒井字沓形
富沢駅:2.11 後背湿地:宮城県仙台市太白区富沢四丁目


海や川が近いあたりは比較的揺れやすいということがわかりました。

ただし、揺れやすいから悪い土地だと言うわけではありません。むしろ日本で人口の多いところのほとんどは揺れやすいところです。

揺れやすいところはそのことを適切に認識しきちんと対策を取ることが大事ですし、揺れにくいところでも東日本大震災では地すべりなどの被害がありました

(これは宅地造成の際に盛り土などを行っており、地盤以外の理由によるもの。)ので安心はできません。

自分の住んでいるところ(住もうとしているところ)にはどのようなリスクがあるのか、地盤だけではなく様々な観点から確認し、適切に備えることが必要です。

 

 

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